名古屋息抜き旅行・2025年を振り返る

■12月29ー30日 名古屋ひとり旅

盆と正月は家にいるとひとつも休まらないので一泊二日で名古屋に行ってきた。金沢から名古屋まで高速バスだと4時間かかるが、最も運賃が高い時期でも片道5,800円である。太平洋側の冬は明るいので陽の光を浴びるだけでも希望がある(12月の平均日照時間は金沢約68.9時間に対し名古屋約174.5時間)。道中渋滞もなく、朝9時に金沢を出て12時50分に名古屋バスセンターに到着した。

宿泊するホテルから徒歩3分のところに映画館があった。今年最後の映画は思いっきり楽しめてちょっと感動するやつがいい。映画館の上映スケジュールを眺めていたらどうしようもなく心を惹かれるタイトルを見つけてしまった。

大命中!MEは何しにアマゾンへ?

評論できるほど多くは観ていないが韓国映画のエンターテイメントに賭ける情熱は半端ないと思っている。予告をちらっと開けたら「孤独のグルメ」の井之頭五郎さんみたいな人がアマゾンの川で溺れていたので心が踊った。しかも石川県では上映されていない。絶対観るしかないじゃない。

井之頭五郎さんだと思っていた主人公・ジンボン氏はアーチェリーの元韓国代表であり、現在はうだつのあがらないサラリーマンである。営業成績が悪いあまりとうとう上司に呼び出され、アマゾンで金の鉱脈を確保するため現地で選手をスカウトしてアーチェリーの世界大会でメダルを取らせるか、さもなくば会社を辞めてチキン屋でも開けとインポッシブルなミッションを言い渡されてしまうのだった。決死の覚悟で行き着いたアマゾンの奥地で先住民族の弓の名手3人に出会い、韓国に連れ帰ってアーチェリーを教え込む。様々な騒動を経て世界大会が開幕する。

ギャグだと思っていたらものすごくいい話だった。笑いの間に観客へ感動、喝采の矢を次々と放ってくる。アーチェリー、熱いスポーツだぜ!!

似てるな〜と思って観ていたけれど、主人公・ジンボン役の俳優さんは「エクストリーム・ジョブ」の主役も演じられていたんですね。脚本もエクストリーム・ジョブの方が手掛けていた。そりゃ面白いよ。こんな傑作を劇場で観ることができるなんて、名古屋に来て良かった!

このブログのプロフィールにもひっそり書いているんですが私「エクストリーム・ジョブ」という映画が大好きなんですよ(めちゃくちゃ痛快で面白いのでお勧め)パンフレットが欲しかったが扱っていなかった。ポストカードをもらったがハングルはまったくわからない。邦題がふざけすぎている気がするんだが本当はなんというタイトルなんだろうか。

もらったポストカード
グーグル翻訳。原題は「アマゾンでの生活」といったところなのか…?

【追記】韓国語を履修されていたツイッターのフォロワーさんから、映画のタイトルは「アマゾン活命水」、ポストカードの上の文は「いらっしゃい、アマゾンは初めてでしょ?」という意味だと教わりました。また「活命水」は胃腸の不調を和らげる消化剤なのだそうです。そうだったのかー!!!非常に腑に落ちました。これすごく大事な情報ですよ。この意味を踏まえてもう一度観たい。石川県で上映するチャンスはないですか。邦題のセンスさぁ…【追記おわり】

夕飯にスガキヤラーメンを食べた。かつては石川県内のどこのショッピングモールのフードコートでも食べることができて、子供の頃から慣れ親しんだラーメンなのだが、コロナ禍を理由に石川県から全店撤退してしまった。今でもスーパーで生ラーメンを買うことはできるが自分で作ると何かが違うのよ。

数年ぶりに食べた肉入りラーメン。かつおだしのあっさりしたスープを一口すすり、薄いチャーシューを噛みしめる。あぁ〜〜これだよこれ!!スレッズに投稿したらまさかの1,200以上のいいねをもらってしまった。みんな大好きスガキヤラーメン。

ホテルに戻って友人に手紙を書き、読みかけだった小泉八雲著・円城塔訳の「怪談」を読み終えた。固有名詞がカタカナであるせいか、昔読んだちくま文庫のアイルランドの妖精の話のようだなと思った。巻末の虫に関するエッセイがとても興味深かった。蚊に刺されるのが不快なのであらゆる水たまりに灯油を注いで回りたいと言う八雲さん、さぞ苦労されたことだろう。

ホテルから徒歩1分のところにコメダ珈琲があって大変良かった

翌日は明治村に行って朝ドラの聖地巡りをした。かっこいい建物がそこかしこにあるので興奮して歩き回っていたら足がつりそうになってしまった。

「虎に翼」で寅ちゃんが通っていた女学校は北里柴三郎先生の研究所なのだった

「まんぷく」で福ちゃんが働いていた帝国ホテル(食事もできます)

「虎に翼」で直言父さんが働いていた帝国銀行(内閣文庫)

金沢監獄が明治村に移築されていた。こんな建物が小立野にあったんですね

受刑者は意外とホワイトな生活を送っていたらしい

小泉八雲さんの避暑の家もあったのは驚きだった。こじんまりとしたお家は駄菓子屋さんになっていた。

焼津にあったんですって

お昼にもう一杯スガキヤラーメンを食べて石川県に帰った。クリームぜんざいは次回の旅にとっておく。でもスーちゃん、もうコロナ禍も終わったし、いつでも石川県に戻ってきてくれてええんやで…

■2025年を振り返る

今年は14本の映画を観た。
・聖☆おにいさんTHE MOVIE ホーリーメンvs.悪魔軍団
・HEAVIER TRIP/ヘヴィ・トリップⅡ
機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-
・トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦
・A/Z アルドノア・ゼロ(Re+)
・パリピ孔明 THE MOVIE
・教皇選挙
・ミッション・インポッシブル/ファイナル・レコニング
・F1
・国宝
・仮面ライダーガヴ/ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー
・クレヨンしんちゃん超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ
・TOKYOタクシー
・大命中!MEは何しにアマゾンへ?

友情というか因縁めいた強い絆とも呼ぶべきか、所謂「ドスティ(映画『RRR』の概念)」という関係が非常に好物なんだが「九龍城砦」と「国宝」はドスティ部門最強だった。話も良いし顔も良い。テレンス・ラウと吉沢亮の美しさはもはや芸術。香港版たべっこどうぶつTHE MOVIEも観たかったぜ…
今年ローマ教皇が亡くなられたということもあるが、「教皇選挙」もスリリングだった。おじさんたちの足のひっぱりあいを他人事として見るととても面白い。
ブラッド・ピットのF1も面白かった。モータースポーツの駆け引きを丁寧に描いてくれて最近のF1を観ていない私のような人間でも楽しめた。来年からF1が地上波放送されるらしいのでとても楽しみ。

ガンダムジークアクスはお祭りだった。映画が本編の一番面白いところのダイジェストだと思っていたがテレビ放送版は先の読めない展開で一気に引き込まれた。
火曜の深夜に放送されていたので、水曜の朝は30分早く起きてアマプラの配信を観て、そこからネタバレ上等で熱狂するツイッt…エックスランドを見て回るのが習慣になった。ポプテピピックが放送されたときがこんなノリだったような。第11話のエンディングで名曲「BEYOND THE TIME(メビウスの宇宙を越えて)」が流れた時はプラズマにぶち抜かれた。我々世代はね、あのイントロの「ジャラ〜ン」で血圧が50くらい上がりますからね。あとでかすぎんだろファーストガンダム。
それにしても最終回、ギャンとキケロガの決戦のど真ん中にCMをぶちこんできたアマゾンプライムを俺は一生許さない。CMにも入れ方っつうもんがあるんだよ。


戦隊シリーズが来年の2月で一旦区切りとなるらしい。一時期色々な憶測が流れたが日曜朝9時30分から長嶋一茂やら高嶋ちさ子のワイドショーという地獄が始まらなくて本当に良かった。今年の2月まで放送されていた「爆上戦隊ブンブンジャー」は名作だった。未来ちゃんの「自分のハンドルは自分で握る!あたしはあたし自身を、あたしの思う所に届ける!」というセリフは思い出すと胸が熱くなる。まさにYou can change your future。会社も近頃やたらと地方の女性職員にキャリアオーナーシップなど持ち出してきて今更何を、と思わないでもないが自分の人生は自分の責任のもとに選ぶ、そういう時代が来ているのだ。
車の運転については今年もハンドルを握らずに終わった。最近では自分が運転しないことで世界の誰かを救っているのだと思うことにしているが、自宅から最寄りのバスが廃線になるので来年こそハンドルを握らなければならないような気がする。

トラちゃん近影

さくらちゃん近影

それでは今年はこのへんで。2026年もよろしくお願いいたします。



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