この2年くらい、どうも読書がはかどりません。
腰が痛いとか集中力が途切れやすいといった体調の変化のほか、
人生への疲れからか
・人が酷い目にあったり死ぬ話にストレスを感じる
・他人の恋愛に全く興味が持てない
という心境の変化があり、そうなると世の中の小説はだいたい人が死ぬか恋愛ですったもんだするかの2択なので(読める本が)もうないじゃん…と崩れ落ちるほかありません。
その点資格試験のテキストは何度でも読めますがFP2級のテキストはもう結構です。
上記のような状態で昨年非常に興味深く読むことができたのが
光浦靖子著「50歳になりまして」
竹内佐千子著「沼の中で不惑を迎えます。」の2冊です。
人気タレントの光浦氏が50歳でカナダへ単身留学に至るまでのエッセイ集。日常を冷静かつ愉快に描写する文章はさすが言葉を商売にしてこられた方だと感心します。
なにより
「今の私は仕事もあるし、健康だし、幸い親も元気で、すべての時間を自分のためだけに使えます。これから始まる後半の人生の中で、今が一番強いんです(203ページ)」
この一節!しおりを挟んで何度も読み返しました。独身のまま年をとっていることにどこか後ろめたさを感じている人間の背中をぐいぐいと押してくれました。
私も3年後に留学しようと思います。夢はバルセロナです。グラシアス光浦先生。
・「沼の中で不惑を迎えます。輝くな!アラフォーおっかけレズビアン!」
タイトルが強烈ですが名言しかないコミックエッセイ。
ざっと挙げても
「アラフォーなんて基本元気ないのがデフォルト(第伍話)」
「イエベ・ブルベうるせえ(第6話)」
そして老後への不安。第9話は必読。
すごい、どうしてそんな的確に茫漠としたアラフォーの気持ちを表現できるの。竹内先生あなたはか弱き大人の代弁者なのか。
それにしても竹内先生、相続税を恐れているところを拝見するにご実家はどれだけ資産をお持ちなのだろうか…
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