免許は持っているが車の構造が全くわかっていない人の絵
■中国語講座も第5回である。
アルファベットの発音から始めて2ヶ月、前回の講座が終わってからは毎日そり舌音を唱えた。長い竹、zhú zǐ zhǎngも恐るるに足らず。
今回は挨拶について学んだ。
挨拶フレーズが書かれたプリントから「谢谢(xiè xiè ありがとう)」と「对不起( duì bù qǐ すみません)」を見つけて、忘羡の間では禁句のやつだとニヤニヤしてしまった。マスクをしていて良かった。知っている字や単語を拾うと嬉しくなる。わからなかった字や単語の意味を知ると嬉しくなる。これほど心が浮き立つ語学講座もないと思う。沼の力は偉大だ。
■声調と運転
「声調確認くん」というNHKの語学アプリがある。自分の声調をチェックできる便利グッズだ。例文は「私はちまきが好きです」。いってみよう。
紫の線がお手本で、黄色の線が私の発音である。これじゃちまきにも告白できないではないか。
なお私はちまきより笹団子のほうが好きなのだがそういう問題ではない。
紫の線から逸脱した自分の発音は、まるで自分の車の運転技術のようだと思った。
私は運転免許証は持っているもののペーパードライバー歴15年になる。東京に住んでいたときはそれでも良かったのだが、田舎では生きていけないと思い義理の妹さんにお願いして車を運転させてもらったことがあった。誰もいない時間を見計らって近所を一周したのだが、駐車場から路上に出た途端に自分が道路のどの辺にいるのかわからなくなったのだった。同乗していただいた義理の妹さんに「もうすこし左に寄ったほうがいいと思います」と言われて気づくとセンターラインを踏んで走っていた。はみ出し方が命に関わる。
私が「声調確認くん」の例文を読みあげると、先生はにこやかに頷いて「だいじょうぶ、間違ってないですよ」と仰った。
「中国には方言もあるし、zhもそうですけど、教科書通りの発音をしない人はたくさんいます。その場の雰囲気などでだいたい伝わるものですから」
車の運転は「来世でまた会おう」レベルなのでハンドルを握ることはないと思っているが、声調は間違えても死なない。どんどんぶつかって覚えようではないか。请问这个字怎么读(qǐng wèn zhè gè zì zěn me dú,この単語はどのように発音しますか)?
■
次回はまた形容詞の文章もやりたいですね、という話になった。私は「ぜひお願いします!『他很漂亮tā hěn piào liàng』とか」と言いながら脳内で美しい人たちを思い浮かべた。楽しいな!
次の中国語講座は2週間後だ。我们下下周见个面吧(wǒ men xià xià zhōu jiàn gè miàn ba,また再来週会いましょう)。早口言葉のごとしである。スマートに言えるよう練習だ。
あー、早く自動運転の車が普及しないかな。

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