好事家と暮れの元気なご挨拶

「祈りのカルテ」が17日の放送をもって最終回となった。毎週谷川先生の一挙一動を見逃すまいと視聴していたが、最終回においては谷川先生の唐突な中国語で無事昇天した。世にも美しい、天上の中国語であった。ありがたいありがたい。なんと仰っているのか知りたかったのに字幕は(中国語)で済ますんじゃないよ。残念な字幕である。

それにしても「死に瀕していた患者が、実は死んだと聞かされていた父親だった」という話はドラマ最大の山場のはずなのだが、いくらドラマとはいえ原田泰造の息子が玉森裕太という設定は私の理解を超えていた。かけらも似ていなさすぎる。またその真実に至る過程が急すぎる。毎週出てくる変なおじさんが主人公の父親でしたって言われてもな…。コズミック・イラ☓☓年の純正医科大学病院において泰造の遺伝子をコーディネイトしていたとか、泰造が川で洗濯をしていたら大きな桃がドンブラ流れてきて中から玉森氏が出てきたとか、そのくらいのオチが欲しい所だ。なお原田泰造がやつれる様はただただ気の毒で私は直視できず、途中で離脱してしまったため何がどうして親子として成立したのかはよくわかっていない。でも幸せならOKです。

さて中国語講座は8回目となった。今年最後の講座なので、まずは新年の挨拶から。

过年好(guò nián hǎo)、恭贺新春 (gōng hè xīn chūn)、新春快乐(xīn chūn kuài lè)―これらが日本で言う「あけましておめでとうございます」になる。どの文字もおめでたい空気を醸し出している。「恭贺新春」については、日本の年賀状でも「恭賀新年」という言葉を用いるので馴染み深い。

「春节好(chūn jié hǎo)」という挨拶もある。これも「あけましておめでとうございます」になり、春節(旧正月)のお祝いに用いられる。 

また十二支は中国が起源なので、来年は中国も兎年である。来年であれば「兔年好(tù nián hǎo)!」も新年の挨拶だ。なんと自分、来年は年女ではないかと気づいて薄ら寒くなったがそれはまた別の話。

新年を迎えるにあたり、12月に食べる特別な食べ物のお話がとても興味深かった。いつか味わいたいのでここに挙げる。

・糖瓜(táng guā )

瓜の形をした飴である。さくさくとした食感で非常においしいが、保存が難しいため12月23日しか食べられないとのこと。麦芽糖で作られているそうだ。金沢の老舗の飴屋さん「飴の俵屋」の水飴が麦芽糖で作られていてたいそう美味であるため、この「糖瓜」も優しい甘さなのだろう。画像を貼り付けて良いものか判断がつきかねたため、リンクを貼っておく。

・腊八粥(là bā zhōu)

12月のことを中国語で腊月(là yuè)ともいう。12月8日に食べるおかゆだから 腊八粥なのだ。砂糖が入った甘い食べ物であるらしい。画像を検索するとたくさん出てきた。なんだかとても健康に良さそうなおかゆである。なお日本のおかゆは中国語では「稀饭(xī fàn )」という。「稀」は「薄い」という意味だ。日本でも「薄める」という意味で「稀釈」という名詞があるので覚えやすい。

今回の発音のおさらいはy行だった。どうも先生の発音と自分の発音が一致しない。yunの発音が特に難しかった。yunが発音できないようでは雲深不知処(yún shēn bú zhī chù)のはるか手前で門前払いである。中国語は文字にはどこか見覚えがあっても、発音は日本語にないものが多いのだ。

さらに中国語ははっきりと発音させることが肝要だ。もごもごしてしまうと途端に伝わらなくなる。初心者が中国語を発音するときは脳内に松岡修造を配置しておいて、「君ならできる!」とか「諦めんなよ!」等、適宜声をかけてもらうようにすると良いかもしれない。

ともあれ「明年见(míng nián jiàn、また来年会いましょうの意)!」と挨拶して、今年の中国語講座は終わった。

…年末の挨拶が中国語になるなんて、年始の自分には想像もつかなかったなあ。来週は今年一年をまとめてみたい。

ウメ子先生は年末年始も通常営業でかわいいです。


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