中国語講座も11回目である。
前回に引き続き「孫子の兵法三十六計」を音読となった。
先生はとても真面目で丁寧な方だ。生徒は私しかいないし、そのうえ私が三国志が好きだと言ってしまったものだから、先生は孫子も好きだろうと三十六計のプリントを作ってくださり、第一計「瞞天過海」から拼音に気をつけながら何度も何度も音読を繰り返す。ありがたい。たいへんありがたいのだが、第四計を読み上げながら、どうも何か違うような気がしてきた。
今のスタイルは寺子屋で子供が「子、のたまわく!」と読み上げるのと同じなのだ。
寺子屋スタイルもオーソドックスでいいんだけど、会話というものがない、ような…
先生も同様のことを考えていらっしゃったようで、「三国志や歴史がお好きだということは知っていますが、これからどんなことを勉強したいですか?」と尋ねてこられた。
「日常の会話や、旅行先で使えそうな会話を学びたいんです。日常会話ですと、たとえば私、先週の土曜日、、ええと我上星期六看了印度电影。太好了!」
緊張すると発音が余計にうわずるものだから、私は手元のコピー用紙につたない中国語を書きながら発音した。先生は「オッケーです!」と微笑まれた。良かった通じた。やったぜ。
調子に乗って、私は踊る猫の絵を描いた。「その映画で『ナートゥをご存知か』ってセリフがあるんですけど、你知道…ナートゥって中国語でなんて書くんですかね」
先生「えっ、ナートゥ??ごめんなさい知らなくて」
私「あっいや全然気にしないでください!!あと陳情令というドラマが好きでして」
先生「ああ陳情令なら私も知ってますよ!王一博は中国でとても人気のある俳優で、日本で未公開の映画の主演もやってます」
私「えっまじで…失礼しました、真的吗?!」
それと天官賜福という小説がおもしろ、いや有意思…と書いたら先生はすかさず天官賜福の拼音はtiān guān cì fú ですね、と教えてくださった。
…こういう会話を、授業中に中国語でできたらそれはとっても嬉しいなって
最初っから自己紹介で正直に趣味嗜好を話すべきだったのだ。もう何も怖くないところで次回は来月。中国語は楽しいのだ。

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