旅券と思い出、機種交換、その他日常

北國新聞4月1日朝刊

4月1日から小松⇔台北便の運行が再開された。地元新聞の朝刊の一面広告を見て祝杯をあげたくなった。毎日1往復、片道3時間なので毎月台湾に行きたいぐらいだ。

■パスポートにまつわるエトセトラ
今回の申請でパスポートは3冊目になる。2冊めのパスポートは2006年に申請し、2011年に切れていた。今年の3月27日からオンラインで申請できるようになったというが、あくまで有効期限まで日にちがある人の「更新」手続きであり、私のように10年以上前にパスポートが失効しているような者は、従来どおり戸籍謄本と顔写真を持って窓口に赴かねばならない。
窓口の方に「2011年から今日までパスポートは更新しなかったんですか?」と尋ねられた。そういえばこの12年、海外とは全く縁のない人生を送っていた。

ちなみに今まで行った海外はフィンランド(1996年)、ロシア(ウラジオストク、2002年)、ハワイ(2006年)である。フィンランドはフィンランド語を学んでいるときに語学研修で行った。ハワイは弟の結婚式で行った。
ウラジオストクに行った理由は、当時富山空港からウラジオストク行きの直行便が出ていたのでどんなところか行ってみようと思った、というただの軽い好奇心からである。ロシア語が全然わからないのによく行ったなあ自分よ。

2002年5月、ウラジオストク行きの飛行機は前の乗客が食べたピスタチオの殻がそのまま残っており、機内のどこかから冷たい風が入ってきていた。飛行時間は3時間ほどで、背の高い女性のキャビンアテンダントが不機嫌そうに背をかがめてコーヒーをサービスしてくれたような記憶がある。
ウラジオストクは乾いた港町だった。個人旅行ではあるがウラジオストクの空港に日本語が話せる現地のガイドさんが待っていて、他の日本人旅行客といっしょにレストランに行ってチョウザメのグラタンを食べたりした。チョウザメの身は正直泥臭く、美味しいものではなかった。カフェでコーヒーを頼んだらインスタントコーヒーにクリープを入れた物が出てきた。道路を走る車は日本車ばかりだった。船で湾内を案内してくれたおじさんからお菓子をもらったので、「フクースナ!」と言ったらニッコリして、さらにお菓子をサービスしてもらった。富山の高岡から中古車を輸入しているんだ、と言っていた。
夕方ホテルの周辺をぶらぶら歩いていたら、そのうち戻る道がわからなくなった。当時はグーグルマップなどないし、キリル文字もろくに読めないので自分がどこにいるのかわからない。まごつく日本人を見かけ、道路脇に車を止めた怪しげな若者が「俺の車に乗せてやるよ」的なことを言って手招きしてきた。やばすぎる。必死になって通りすがりのマダムに話しかけ、持っていた「旅の指さし会話帳」を広げてホテル名を言った。通りすがりのマダムは突然話しかけてきた日本人に嫌な顔をすることなく、「プリャーマ、プリャーマ!」と教えてくれた。プリャーマとは「まっすぐ」という意味である。おそらく一生忘れられないロシア語だ。あのときのマダムは紛れもなく神様だった。旅の指差し会話帳は聖書である。マダムが示してくれた道をまっすぐ歩いたら無事ホテルにたどり着いた。私は本当にいろんな人に生かされていると感じる。その後富山⇔ウラジオストク便は廃止になった。

パスポート申請時、5年で申請するつもりがうっかり10年用の申請用紙に記入して窓口に提出していた。まあいいや。3冊目は有効に使おう。パスポートは今週取りに行く。

■8から飛んで13の衝撃

長年使っていたスマホがグーグル検索に3〜5分以上の時間を要するようになった。LINEも通知だけ来て中身が届かない。来月台湾に行くのに、困ったときに起動しないのは怖い。残債は払い終わっており、このままできれば月2,000円の通信料だけで過ごしたかったのだが、スマホを替えることにした。

携帯ショップに行って、今在庫があっていちばん新しいやつに替えてもらった。「iPhone13」になって、ホームボタンがなくなった。どうするんだ?あっ下から上にスワイプするのか…

普段気にしていなかったのだが、交換前に私が使っていたスマホは「iPhone8」だった。細かいことはよくわからなくても、「13」がものすごく進化しているということは実感する。FFでいったら「アイズ・オン・ミー」の時代から「パルスのファルシのルシがパージでコクーン」になったわけだ。ううむ、FFも9までしかやっていなかったのだった。しかも7、8未プレイ。

ともかく13は検索するとコンマ何秒で検索結果が出てくるし、画面も白くならない。すごい。ウメ子先生の写真を撮ったら、ウメ子先生がますます美しくなられて漂漂亮亮啊〜〜!!である。台湾旅行にカメラを持っていかなくてもいいような気がしてきた。

毛先までくっきり

■リタ様最高

今日見てつまらなかったら今日がニチアサ卒業の日だと思ってキングオージャーを見た。始まる前までは本当に卒業する気でいた。ツイッターアカウントのプロフィールをなんと編集しようかと考えていた。

主文:ゴッカン国の王リタ様が最高すぎて無理。

表情を見せず、吹雪く大地を平然と歩き、転売ヤーを禁錮6ヶ月の刑に処す国王。あんな吹きさらしの牢獄に半年監禁の刑はすなわち死ではないか。この時点で既にかっこよくて最高なのだが、冷徹な地獄の番人と思わせながらもふもふ大好き、「リタがんばる」でギャップに撃ち抜かれて腰が抜けた。そして叛逆者を裁く法廷である。

王座でリタ様は宣言した。

「法とは王を穿つ矛。法とは民を守る盾。なればこそゴッカンは不動なり!地が裂け、天が降ろうともこのリタ・カニスカは揺るがない!私が無罪だと言ったら無罪だ!(カンカンカン)(剣先を床に打ち付ける音)」

私は感涙に咽びながらリタ様のセリフをメモした。まるでバーフバリの名台詞「この宣誓を法と心得よ!」ではないか。ジャイホー!!ジャイホーリタ様!!ニチアサ卒業しようなどと思って申し訳有りませんでした。以後、リタ様を崇め奉ります。

■その他春の視聴予定

・「水星の魔女」2期が始まってしまうらしい。ガンダムの2期はろくなことにならないし、ましてあの血まみれエンドから公共の電波で放送できる続きがあるんですか??不穏だ。でも多分見る。

・NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」、私はだいたい「モデルとなった偉人がいる」「夫婦もの」は見ているので、今作には興味がある。思い返せば朝ドラは「エール」以降見ていなかった。「エール」はコロナ禍、字の通りの禍いをまともに受けてしまって、もし新型コロナ感染症のない世界線だったら違う話になっていたのではないのだろうかと思わずにはいられない。志村けんさんの最後の出演作になってしまったというのも悲しい。それはともかく、「らんまん」ではなんとおディーン様が坂本龍馬というこれ以上なくかっこいい役で出るというので見なきゃだめだろうという気持ちである。大河ドラマでもできそうな時代設定だが、どうやって朝の15分に収めるのかも気になるところだ。

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