猫はつらいよ/そのほか秋の思い出

12月に入ってからは風邪をひいて会社に行くのがやっとのダメダメ状態だった。熱はたいして出なかったんだが喉は痛いし鼻がつまって食べ物の味がわからなくなったので毎晩飲んでいたビールをやめてゼリーか大根を煮たやつばかり食べていたら3kgの減量に成功した。竹内まりやの「元気を出して」を思い出し「少し痩せた体に似合う服を探して街に飛び出せばほらみんな振り返る」んじゃないかと目論んだがそもそものBMIが高すぎるので誰も気づかないし街に飛び出す気力もなかった。とにかく横になりたい。

そんなこんなで11月の記録を整理しておく。

■ウメ子先生の三回忌法要

大乗寺山動物霊園の猫様

11月22日はとても良く晴れて穏やかな日だった。

ウメ子先生の三回忌は大乗寺山動物霊園でしめやかに執り行われた。ウメ子先生が亡くなって2度めの命日なのだが仏教では亡くなった年を1回目と数えるため二回忌ではなく三回忌と呼ぶのだと知った。大乗寺山動物霊園は8月の大雨で事務所がすっぽり崖下に落ちてしまったため、駐車場に仮の事務所ができていた。いつものお坊さんが淀みなくお経をあげてくださった。お坊さんに「愛猫ウメ子〜」と読みあげられるとついフフッとなってしまう。ウメ子先生はどんな顔をしてお経を聞いておられるのだろうか。人間の法要もこのくらいがいいなといつも思う。

お供えのお花

お坊さんいわく、人的被害がなかったこと、また納骨堂や火葬場が無事だったのが不幸中の幸いであったがまだ地盤調査が始まったばかりで毎年5月に行われる合同慰霊祭については来年5月は行われないだろうということだった。

ところでこちらの霊園では法要一回いくらという決まりはなく、お坊さんに「お心遣い」をお渡しすることになっている。私は霊園のいち早い復旧も願いお布施として2万円をお渡ししたのだが相場はいくらぐらいなんでしょうか。

■猫もつらいらしい

我が家の寅次郎氏がしきりにかゆがって耳の後ろをかいたり背中をなめたり大きな声で鳴いたりするので、心配した父が寅次郎を動物病院に連れて行った。隙をついてはしょっちゅう外に出て行ってしまうため、ノミ・ダニ+回虫の駆虫薬は毎月欠かさず首筋につけている。診察してもらったところ虫はおらず、皮膚病もなく、「アレルギーかストレスではないか」と診断され、1週間分の飲み薬を処方された。食べたいときに食べ、おやつをもらい、昼寝して好き放題に生きていると思っていた我が家の猫だが、猫にもいろいろとあるようだ。薬が効いたのかその後痒がる様子はない。

トラちゃん近影

■「TOKYOタクシー」を観る

「TOKYOタクシー」を観に行った。倍賞千恵子様をスクリーンで観たかったからである。謎のマダムを演じる倍賞千恵子様はひれ伏したくなるくらい美しい。歌も素晴らしい。旅の始まりは帝釈天で、やっぱ始まりは葛飾柴又だよなと思わせた。

木村拓哉と倍賞千恵子の共演といえば「ハウルの動く城」なのだが、あれについては今でもハウルの声が石田彰だったらなあ…と思う者であり、この作品についてもキムタクかぁ、くらいの興味しかなかったのだった。が、何も気取らず、適度にくたびれ、娘の学費に苦悩し、マダムを自然な仕草でエスコートするタクシー運転手のキムタクはびっくりするほどいい男だった。

それに横浜の夜景がものすごくよかった。クイーンズスクエアの地下深くで働いていた頃を思い出してとても懐かしかった。つくづく絵になる街だ。日本大通りのスカンディアで一度私も食事をしてみたかった。みなとみらいに勤務していた当時はスカンディアで食事ができるほどの収入もなかったし、早番で仕事が終わったら脇目も振らず横浜スタジアムに直行していたのだった。

三谷幸喜作品ではおなじみの迫田孝也氏がおっかねえモラハラDV夫を演じていて、あのコメディ担当の役者さんがと震え上がった。そのモラハラ夫へ仕返しも凄まじいが。これは令和のおとぎ話なんですね。山田洋次監督はやっぱりすごい。いい映画を観た。

■仁義なき戦い

石川県にしては珍しく晴れて暖かい日が続いていた。朝から寅次郎とさくらが外に出せ出せと大騒ぎしカリカリの乗ったちゃぶ台をひっくり返すなど暴れ出したので家の庭ぐらいなら…と散歩に出すことにした。寅次郎は庭で作業をする父にちょっかいをだしたり、父の車に足跡をつけて遊んでいたが、そのうちさくらの姿が見えなくなり、ほどなくして「ギャーッ」という猫の喧嘩の時の激しい叫び声が聞こえてきた。近所の地域猫と接触したらしい。

寅次郎も声を聞くなりバッと駆け出して行ってしまった。あわてて近所中を捜したが二匹の姿は見つからず、絶望的な気持ちで家に戻ってくると、同時にさくらと寅次郎が走って家に戻ってきた。二匹とも無傷だったがさくらは砂でもかぶったか、全体的に毛が煤けた色になっていた。たぶんなだめようと近づいた寅次郎に「カーッ!!!」と激怒しているところを風呂に入れてしっかり洗った。

おとなしそうに見えていたさくら氏だったがじつはかなり気性が激しい。思えばベランダでセミやらでかい蛾やら捕まえ家に持ち帰っていたぶるのは彼女なのだった。我が家の倍賞千恵子様よ…。その後はしっかり家にいてもらっているのだが、父によるとさくら氏は窓から庭を眺め、近所の猫が通りかかるとめちゃくちゃに威嚇しているらしい。猫を外に出したらダメ絶対。

さくらの姐御(哨戒中)


■ばけばけ

いやはや面白いですね。土曜のBSの一挙再放送を見ていたのだが月曜から金曜までの放送が気になってソワソワしまうようになったので毎日録画して観ている。

基本過疎の私のSNS、静かでいいやと思ってスレッズを使っているのだが、「ばけばけ」の感想を投稿すると表示回数がバクアゲになるのでとてもびびる。

5万3000回表示ですってよ奥様…

これを投稿したときは錦織さん=ハムテルだと思っていたのだが、二階堂ではないかとのリプライをいただいた。ヘブン先生にオセワガカリだと言われた錦織さんはたしかに二階堂だと思った。

動物のお医者さん9巻より

(ところで8巻のミケにじわじわくる)

2025年もあと少し。年賀状はまだ書いていない。もう一回くらい日記が更新できたら良いなあ…

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